実が付くまでにいろいろなストーリーがあることは、育てるうえでの醍醐味です。土に種を撒き、芽が出て、葉っぱが大きくなり水や太陽、肥料のおかげで花が咲く。私たちの元へ香りが届き、幸せな気持ちを運びます。花が咲いたのち、おしべ、めしべがくっつき、実をつくる準備に入ります。実になるまでにはいろいろな試練があります。大雨、大風、害虫、栄養不足など、自然災害による壁を乗り越え生き残ったものだけが実となります。
果樹の苗木を育てることは、四季の潤いを身に感じ、毎日の暮らしが豊かになるだけでなく、実がなる木から、収穫の喜びや食べる楽しみを体験することで、お子様の教育にも良い効果があるといわれています。生活に寄り添い、日常を色付ける。当たり前の中にある大切さを、育てながら学ぶことができるのです。
果樹に実がつくことはとても縁起が良いことです。“男性と女性が出会い、結婚というカタチで実を結ぶ―”“努力が実を結ぶ―”など、願掛けとして育てる方も少なくありません。福岡県久留米市田主丸町にあります「有限会社 植進園種苗場(ゆうげんがいしゃ しょくしんえんしゅびょうじょう)」。当店ではレモンを中心に、幅広い果樹の苗木を販売しています。
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